FC2ブログ


--.--.-- *--*

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
permalink *  edit * top▲

2007.01.04 *Thu*

人体の不思議論

今日も1日、気まま生活を心ゆくまで堪能しているmoeorozeです。
実家にいると机の引き出しの中から色々懐かしいものが出てきます。

昨日は2、3年くらい前の落書きの束が出てきまして。
今自分が描く絵との違いに驚いてみたり。
でも中には今より上手く描けているのもあったりなんかするんです。
そういえばちょうど人体の構造に興味持ち始めたのが2、3年前でした。
覚えたての人体の知識に忠実に描いていたからでしょうかね。
筋肉や骨格の構造を熱心に描き写した落書きもワンサと見つかりましたし。

私は前にも書いたと思いますが、余白と鉛筆さえあればところかまわず落書きをしてしまうくらい、
昔から絵を描くのが大好きです。
昔から描いて描いて描いて描いて・・
それでも飽きずに更に描いて・・

絵を描くうち、私は自分の描く絵がなんだか不自然なことに少しずつ気が付くようになりました。
何が違うのだろう。

まず気になったのは手でした。
小学校4~5年生のときだったと思います。
私はずっと手の指を細く尖らせて描いていました。
これはおかしい。
指の先は丸いし、こんなに細く滑らかではない!
間接だっていっぱいあるし、手のしわだってこんなにある。
それに手はもっと精巧にできている。
なのにこの親指付け根の描き方はなんだ!
手首との付け根の描き方は一体なんだ!

自分の手を参考にいろんな角度からいろんな手の姿を研究したものです。
強く握こぶしを作ったときの手。
思いっきりパーを作ったときの手
何気なく机に置いたときの手。
字を書いているときの手。

手から始まって、私の人体への興味はどんどん全身へと広がっていきました。
手が上手く描けるようになれば肘の関節の様子や脚の曲がり方に。
腕が描けるようになれば方や首。
男女の体つきの違いや、顔のつくり。
髪の流れ方、目の動き、唇の形や眉の作る表情。

そうやって体のの様子を観察し、自分の絵に感じる不自然さをその都度解消してきたのです。
しかし解消しきることはありませんでした。
次に自分の絵の大きな不自然さに気がつき、描写の限界にぶつかったのは中学3年生のときでした。


長い!
続きに行きます。
興味のある方はどうぞ☆





私はある日頭の後ろで手を組んでいる人物を、やや後ろ気味に横から見た絵を描きました。
出来上がった絵はなんとも言えずヘンテコです。
まず左右の腕の長さが変です。長すぎるような短すぎるような・・
肩も位置も形もおかしい・・
色々手直ししてみたのですが、結局首や頭、顔までおかしくなる始末。
これはどうしたことか!

行き詰まってしまった私は早速人間観察を開始。
ふむ、なるほど手前の腕の肘から先や手は長さが短く見えるし、二の腕に隠れてほとんどの部分が見えない。
奥側の腕は全体的に、手前の体のパーツや背中や肩に隠れてほとんど見えないけれど、手は逆に良く見える。
首は少し前に傾いて頭もそれに従い、私が書こうとする絵の場合目は前を向く。
ふむふむふむふむ。

さぁ、改めて同じ絵にチャレンジ!
ところが出来上がったのはさらに不自然に歪んだヘンテコな絵。
これはまたどうしたことか!
見たままを再現すればいいはずなのに、その再現が何故か出来ないのです。
なぜしっくりくる絵が描けないのか、私にはさっぱり分かりませんでした。
見たままを描いているだけなのに・・でも・・・
何かが違う・・・
何が違う・・!?
あぁ!わからない!!
描いても描いても気に入らない絵が出来上がるばかりで、私は困り果ててしまいました。

そんなある日、世界史の授業がありまして。
レオナルド・ダ・ヴィンチは人体の構造まで把握してたという話が。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人体!?

これは大きなヒントでした。
それまでダ・ヴィンチなんて、もっぱら遊びでイラストばかり描いている私には全く興味のない画家でした。
なので人体構造の知識が彼の絵画に大きな影響を与えているということも聞き流すばかりで、気にも留めていなかったのです。

何度も話に聞いていたのに!
思いがけないところにヒントが転がっていたのに!
どうして今の今まで気が付かなかったんだろう!!
そうか!人体!そうか!

私はその日の授業終了後、
一目散に図書館に駆けて行き、
本棚からありったけの人体図鑑を引っ張り出し、
片っ端からありとあらゆる写真や図を描き写し、
説明を読み漁り、メモしました。
この作業にどれだけの時間とルーズリーフを費やしたかわかりません。
一度やるとなったらトコトンな私です。
図書館閉館時間まで、机に堆く人体図鑑を積み上げ、
読み、眺め回し、模写し、メモする日々が続きました。
図書館に来るなり人体図鑑に一心不乱に没頭している15歳の少女の姿は、他の生徒や図書館員の目にはそれはもう異様に映ったことでしょう。

こうした作業を続けるうち、私はある日突然、
問題の絵を描けるようになりました。

背骨の湾曲。
重心がどこに置かれるのか。
首の骨の構造。
首の骨と頭蓋骨の接続の仕方。
頭を自在に動かすための構造。
肩甲骨の意味や役割。
肩の構造。
腕の骨の構造。
手首や手の精巧な構造。
上に挙げた骨の周りの筋肉のこと。
そしてこれら全てが関わる連動した動き。

問題の絵を納得のいくよう描けるようになるのに、これだけのことを知らねばなりませんでした。
体の見えないところのことがわからない。
それが納得のいく絵が描けない原因だったのです。

私が問題の絵に感じた不自然さは、要は描いた人物の体のバランスが悪いということです。
複雑なポーズを人物にとらせるとき、確かに、素直に皮膚の上に現れる動きをスケッチすれば良いのですが、体の中のことを知らなければ自然な姿には描けません。
別な言い方をすれば、体の中のことを少しでも知っていると、自然な姿を描き出す筋道が見つかるのです。
肩の位置。
腕が曲げられる方向。
筋がどう浮き上がるのか。
筋肉がどう浮き上がって見えるのか。
皆、体の中のことを知れば、自然と正しい位置や様子が導かれるようになっています。
皮膚の上に現れる出来事は全て、体の中にその理由があります。

人体図鑑に没頭した結果、私は思いがけず、人物に様々なポーズを取らせることができるようになりました。
初めに骨組みを描いてから肉付けすると、どんなポーズでもごく自然に無理なく取らせることができるのだと知ったのです。
人物に様々なポーズをとらせ、動きのある絵が描けるようになると、躍動感がほしくなります。
さぁ、次のターゲットは筋肉です!
もっともっと筋肉について知らねばなりません!
再び図書館で人体図鑑を総なめにする日々を送り、時にはテレビで格闘技を見たりして、筋肉の動きが皮膚の上にどのように表れるのかを観察しました。




人体はとても不思議です。
そしてとても美しいです。
人体の魅力に気が付いたとき、私は激しく感動しました!
この感動は幸せです!!
こんなに精巧で美しい構造物が他にあるでしょうか。
天才的な科学者がいたわけでもないのに、
詳細な設計図があったわけでもないのに、
宇宙に誇る技術者がいたわけでもないのに、
自然に今ある形に、勝手になって来たんですよ。
何でですか!?
凄いじゃないですか!?
ルネサンス期の芸術家たちが人体を賛美したのが良く分かります。
本当に神様でもいなければこんなもの、他にどうやって創り得たって言うんでしょうか。
知れば知るほど感嘆するより仕方がありません。

今「キモっ」てひいてる人。
バカにしちゃダメですよ。
私は至極真剣に大真面目なんです!!
このネタで熱いレポート書いたらA+もらえますよ!

だからダ・ヴィンチは幸せな人だと思います。
自身で解剖を行い、その目で実際に人体を詳細に観察することが出来たのですから。
私は彼が羨ましくてたまりません!
私もできることなら、本だけでなく実際にこの目で人体の構造を見てみたい!
医学部の解剖実習とかに見るだけでもいいから参加してみたい!

あ、別にグロテスクな趣味があるとかじゃないですよ・・!?

絵を通じて垣間見た人体の世界は、知れば知るほど、もっともっと知りたくて堪らなくなる。
そんな魅力に満ちているのです。


そんなこんなで人体にハマってしまった私なんですが、
今でも相変わらず絵の悩みは尽きません。
慢性的な歪みの問題はまぁ、置いといて。
最近の悩みといえば絵がマンネリ化している、むさっくるしい男が描けない、全裸のまま放置してしまうといったことでしょうか。

まず絵がマンネリ化している問題。
なんかポーズとか構図が同じような絵ばかり描いてしまうんです。
バリエーションの豊富さは絵を楽しむための大切なエッセンスです。
これまた体の中のことを知らないのが原因です。
もっと筋肉のつき方について細かに知らないとダメですね。
それにいよいよ内臓のことも調べてみなければならないかもしれないのかなぁ・・・。

次にむさっくるしい男が描けないという問題。
これは絵のマンネリ化とも関係しています。
美形ばかり描けてもつまらないじゃないですか。
さっき言ったばかりですが、絵にはバリエーションが大切です。
自分の絵の幅を広げるべく、手始めにむさっくるしい男に挑戦中です。
昔の農夫とか描けたらいいですねぇ♪
農作業してるから体ガッチリしてて、肌は日に焼けて黒くって、ボロっボロの麻の着物着てて、裸足で、顔全然かっこよくなくて、無精ヒゲ生えてて、顎が凄くて、頭のてっぺんハゲてて、疲れた感じの皺が顔に刻み込まれていて、行水くらいしかしてなさそうで、でも竹やりと鎌を武器に百姓一揆とか起こしちゃいそうな、そんな強くてむさっくるしい男を描きたいです。

そして最後に人物を全裸で放置してしまう問題。
絵を描くとき、私はいつも人体をいかに正確に描くかに全身全霊を傾けています。
そうすると人物のポーズが描き終わる頃には、人体が描けただけで満足してしまったり、疲れてしまったりして、その絵を描くのをやめて放置してしまうのです。
だからたまった落書きを見返してみると、服をちゃんと着てる人物なんて2人くらいしかいません。
絵に普段興味のない方が見たら、さぞ怪しい風景なんだろうなと思います。
これからむさっくるしい男を極めるのだとすれば、これはかなりな大問題に発展する虞があります。
女子大生のファイルの中から何も着ていないむさっくるしい男の絵が出てくるなんて嫌じゃないですか。
これからは最後のひと手間を惜しまずに、ちゃんと皆服を着せてあげようと思います。

私の描く絵はまだまだ稚拙で、単なる遊びの1つに過ぎません。
でも、新しい発見をしたり、わずかな上達に喜んだりして楽しむこの趣味は大事な心のビタミンです。
これからもあっためていきたいですね☆


それにしても長くなりましたね!
ここまで読んでくれた方っていらっしゃるんでしょうか。
自分の趣味を思いつきと勢いだけで書き上げてしまって・・・。
読むの大変だったと思います。
でも途中で切ることも省略することも出来ませんでした・・。
もしここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたら、お礼を言わせてください。
ありがとうございます!
長くてごめんなさい!
スポンサーサイト
permalink *  cm(2) *  tb(0) *  edit * top▲

COMMENT

人体!良いよね、人体。
肘から先の骨と膝から下の骨は二本あるからひねりの動きができるとかね。実は胃とか腸の壁も皮膚だとかね。人体は面白いよね。
にしてもすげぇ。人体構造を把握してスケッチなんて…。あんた医者になりなさい(笑)なんせスケッチは医者の必須技能らしいから。
あと、名前さえ書けたら外科医になれるって(BY 知り合い)。

…うわー。やっぱり人体の話に反応してしまったOTZ
2007/01/06(土) 02:42:13 | URL | 少路 #a2H6GHBU [Edit
moeroze
わお!!
コメントをくれる人がいるなんて思わなかったよw
どうもありがとう~!
最近はなんだかもう細かいこと忘れてきてるから、絵描くときもぅかなり大雑把だけどね~。
人体は面白いね!
私はお医者さんじゃなくて、図鑑とかの絵を描く人になりたいかもw
2007/01/09(火) 23:42:26 | URL | moeroze #- [Edit

Comment Form


秘密にする
 


TRACKBACK

TrackBack List


07
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
<
>

人生が輝き出す名言集



presented by 地球の名言



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



プロフィール

moeroze

Author:moeroze
2010年に大学を卒業後、上海で半年勤務。2011年から引き続き上海でお仕事。
大学時代中国語を一生懸命勉強したので、これから数年は英語をしっかり学び直すのが目標。
音楽、歌、絵を描くのも大好き。
3~4年後には4ヶ国語目の勉強を始めたい。ハワイ語勉強したいな。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



来てくれてありがとう



Flashリバーシ



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



Copyright © モエロゼ All Rights Reserved.
テンプレート配布者: サリイ   素材: ふるるか  ・・・   
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。